お孫さんからもらった動画、何度でも観たい日
LINEで届いた数十秒の動画。何度も観てしまうのが、おじいちゃんおばあちゃんというものです。残す・保存するやさしいコツをお伝えします。
公開日: 2026年7月20日
息子さんやお嬢さん、あるいはお孫さんから、LINEでひょっこり届く短い動画。ハイハイをしているところ、お遊戯会で歌っているところ、はじめて自転車に乗れたところ――。たった十秒、二十秒の映像でも、何度も繰り返して観てしまうのが、おじいちゃんおばあちゃんというものですね。けれども、LINEのトーク画面の動画は、しばらく経つと観られなくなってしまうことをご存知ですか。今日は、せっかく届いたお孫さんの動画を、いつまでも手元に残しておくためのちいさなコツをお話しします。
LINEの動画は、しばらくすると消えてしまう
じつはLINEで送られてきた写真や動画は、トーク画面では一定の期間しか観られないようになっています。とくに動画は、写真より早く「保存期限が切れる」ことがあり、ある日いざ観なおそうとしたら、「この動画は保存期限が過ぎたため再生できません」と表示されて、がっかりしてしまった方もいらっしゃると思います。せっかくのお宝映像を、自分のスマホのなかにきちんと残しておくには、ちょっとした「保存」の操作がひと手間必要なのです。
保存のしかたは、慣れてしまえばとても簡単です。届いた動画を画面で再生したあと、画面の右下にある「下向きの矢印」のマーク――ここを軽く一度たたくだけ。これでスマホのなかの「アルバム」や「写真フォルダ」に、その動画が永遠に残ります。一度コツをつかめば、ほかのお孫さんの動画も、同じやり方であとから何度でも観られるようになります。
お孫さんからもらった動画を上手に残すために、ぜひ覚えておきたい三つのことをまとめました。
- 届いたらすぐ、右下の「下向き矢印」で保存する
- スマホの「写真」「アルバム」フォルダに保存される
- 保存した動画は、Wi-Fiがなくても観られる
- 気に入った動画は「お気に入り」マークをつけておく
- わからなければ、お子さんかお孫さんに「やり方を教えて」と頼む
保存のしかたを覚えても、慣れないうちは「ちゃんと保存できたかな?」と不安になることもあります。そんなときは、スマホの「写真」アプリを開いて、いちばん新しい写真の一覧を見てみてください。さきほど保存した動画が、その一覧の最初の方に表示されているはずです。指で軽くたたけば再生も始まります。これを確認できたら、もう安心。何度かこの確認を繰り返すうちに、自然と手順が身についてきます。
写真と動画を「アルバム」にまとめる楽しみ
保存した動画や写真は、お孫さんごとに「アルバム」にまとめておくと、見たいときにすぐ取り出せるようになります。スマホには、「お気に入り」や「アルバム作成」の機能がついていて、「ハナちゃんの動画」「タロウくんの運動会」のように、自分でフォルダ名をつけて整理できます。最初の設定はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、お孫さんに教わりながら、ご自分の名前のついたアルバムを作っていく時間も、また楽しいものです。
とくにお正月やお盆、誕生日などの特別な日の動画は、その都度アルバムを分けて保存しておくと、あとからまとめて懐かしむ「家族の記録」になります。スマホの画面で再生するだけでなく、テレビにつないで大画面で見ることもできる時代です。ご家族が集まったときに、「これ見てみて」と動画を流せば、ひとときの賑やかな上映会に早変わりです。
もしもの時のために、別の場所にも保存
スマホのなかに大切な動画をたくさん保存しておくと、もしスマホを落としたり、壊してしまったりしたときに、すべて失ってしまうリスクもあります。とくに気に入った動画は、もうひとつ別の場所――たとえば、お子さんに渡してパソコンに移してもらう、USBメモリーに記録しておいてもらう、クラウドという「インターネット上の保管庫」に入れてもらう――そんなふうに二か所に持っておくと、ぐっと安心です。
難しい操作はご家族にお願いして、「私はもらった動画をすぐに保存する」「ご家族は時々それをまとめてバックアップする」――そんな役割分担にしておくと、無理なく続けられます。お孫さんが大きくなった頃に、「ばあばはあなたの動画、いっぱい持ってるよ」と見せてあげられるのは、何ものにも代えがたい喜びです。たった十秒の映像も、十年後にはかけがえのない宝物になります。今日から、ひとつずつ大切にしまっておくクセを、ゆっくりつけていきませんか。
もうひとつ、ぜひお試しいただきたいのが、お返事の動画です。お孫さんが歌っている動画が届いたら、ご自分でも一緒に歌ってみて、その様子をスマホで撮って送り返す――文字や写真でお礼を返すよりも、動く姿と声がのった映像は、お孫さんにも何倍も伝わるものです。「ばあばが楽しそうにしていた」――それだけで、お孫さんはまた次の動画を送りたくなります。デジタルの世界も、結局のところは、心と心のキャッチボール。むずかしい操作は二の次に、まずは「ありがとう」の気持ちを動画に乗せて返してみてください。